#05呼吸の仕組みと息の支えについて!カバー曲は「富士山」!

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ヴォイトレしようぜ!
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この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。

どうもこんばんはたまごとじです(*’▽’)

いよいよ梅雨が明けましたね!!

と言っても、日本各地ではまだ大雨が降っているところもあり、

なんだかよくわからない天気です。

さて、暑さに負けず今日も私はボイトレをしました。

しかしボイトレをした記録だけでは記事にならないので(笑)

今日はボイトレをする上で大事な「呼吸」について

学んだことをまとめましたのでよかったら参考にしてみてください。

では行ってみましょう!!

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腹式呼吸の大切さ

もはや常識と言っていいことですが、

歌を歌う上で、腹式呼吸はとても大事です。

では、どう大事なのでしょうか?

歌を歌うには

「コントロールが出来る安定した息の供給」が重要となります。

そのためには、腹式呼吸が重要なのです。

声を出すにあたり「息の支え」と表現され

腹式呼吸の大切さを言われる方が多くいらっしゃいます。

そこでまず呼吸の基本的な現象についてみてみましょう。

安静時呼吸の仕組み

まず息を吸うときは、

横隔膜外肋間筋が収縮します。

横隔膜が収縮すると

体の下の方に動き(膨らみ)ます。

上向きに膨らんでいたドーム型の膨らみが平らになります。

外肋間筋(肋骨の隙間にある筋肉)

が収縮すると胸椎(胸のあたりの背骨)を支点として

肋骨全体が前上方に持ち上げられ、両サイドにも広がります。

結果、肺の容積は拡がり、気圧が低くなり、

大気から肺へ空気が流れます。

息を吐くとき

肺は元から縮む力があるので、

広げられた後は自然に元の大きさに戻ります。

横隔膜は収縮が緩み、ドーム型に上に膨らんでいく状態になります。

外肋間筋も緩み、もとのかたちに戻ります。

この時、肺の容積が小さくなり肺の気圧が上がっていくので、

より気圧の低い大気へと空気が流れ、息を吐くことります。

つまり、安静時においては筋肉の力で(収縮して)息を吐くわけではありません。

 

他に呼吸に関する筋肉は

腹筋です。

腹筋は息を吸う状態になると、緩んで前後左右に引き延ばされ広がります。

次に骨盤底筋です。

骨盤底筋は横隔膜と影響しあっています。

深く息を吸うことで、内臓を押し下げます。

骨盤底筋はより下の方に膨らみ、

息を吐くことで、骨盤底筋は浅い位置に戻ります。

これらの筋肉をコントロールすることで

「息の支え」が安定します。

結局腹式呼吸とは何?

そして腹式呼吸とは何なのか?胸式呼吸との違いについてですが、

胸式呼吸が主に肋間筋を使った呼吸

であるのに対し

腹式呼吸は主に横隔膜を使った呼吸ということです。

そのため腹式呼吸のことを「横隔膜呼吸」と呼ばれる方もいます。

どちらも使う筋肉は同じで息が入るところも同じです。

筋肉の使い方が違うのです。

腹式呼吸の感覚を身に着けるエクササイズ

左右の肋骨の下あたりに手を当てて

息を吸って腰のあたりを膨らませて感触を確かめてください。

そこが膨らんでいるということは、

深い呼吸ができているということです。

その膨らみを維持したまま

横隔膜の張りを維持したまま

息を吐けるか試してみてください。

口から吸うか?鼻から吸うか?

これは参考書によって意見の違うところですが、

口から吸うメリットは

瞬間に大量に吸えること

デメリットは声帯が乾きやすいことです。

鼻から吸うメリットは鼻腔を通るので加湿された空気が入り声帯が乾きにくいこと

デメリットは瞬間的には大量に吸えないことです。

ですので、両方使うのがベストではないでしょうか。

基本は鼻から吸い、いっぱい空気がいる時は口からというのが

The best of both worlds( いいとこどり )だと思います。

(マイリーファンアピールです(笑))

歌うために理想的な姿勢・呼吸のイメージ

次に複数の参考書から統合した

体のイメージを上から順番に紹介します。

すべてを意識して行うのは難しいですが、

意識しなくても

できるようになれるまでゆっくりでも身に着けたいです。

  1. 口角をあげる
  2. 喉周りは少しの緊張
  3. 肩を引く
  4. 胸を少し張る・肋骨を広げる
  5. 横隔膜は左右に広げるイメージ
  6. 息は下腹部~腰の方まで行きわたるイメージをもつ
  7. 息を吐いていっても胸郭を縮めない
  8. 腹筋を柔らかく締め、胸からお腹でイメージの風船をしっかりつかむ感じを維持する

息の支えはどこで?

息の支えは横隔膜~背中あたりで行うイメージをしてください。

吸う時はたくさん吸えばいいわけではありません。

そのフレーズを歌うのに必要な量を目指してください。

多すぎると余った息を吐かなくてはいけません。

均一な吐く息の量を意識してください。

そして肺に残った息の量も意識してください。

ある程度息が残っていないと息の支えができません。

ようするにワンフレーズを歌う時

息を吐ききってはいけないということです。

ブレストレーニングの方法についてはそれぞれ参考書にありますので

ここでは紹介しませんが、

私が気を付けていることは

ブレスの位置量を決めて、できるだけ少ない息で効率よく声を出すことです。

今回のカバー曲「富士山」

では今週のボイトレの成果発表です。

富士山はyoutubeでも多く上がっているので参考にさせてもらいました。

今回は楽譜の一オクターブ上で歌っています。

最後スタミナ切れを起こしてしまいましたが(;^_^A

まあまあのでき15点くらいだと思います。

練習風景です

本番(笑)です。

最後に

今回は「ヴォイトレしようぜ!」の第5回めでした。

今回から実践レポート「ヴォイトレしようぜ!」の部分はタイトルから

省くことにしました。長いので。

今回は呼吸に関してのまとめ記事でした。

いままで複数のボイトレ本を読んできましたが

今回のように勉強しなおしてみると

改めて腹式呼吸の大切さ普段の練習で抜けていたところに

気づきました。

また1週間ボイトレ頑張ります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!!

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