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どうもこんにちは!
あなたは適切に換気を行っていますか?
もはやこれは常識ですが、コロナ対策には「密集・密閉・密接 」を避けるべきです。
今回はその中で密閉にも関わることとして換気について
その重要性を調べてきました。
これから暖かくなりますが換気は一年中大切です!
また現在なんとなく換気をやっている方は非効率な換気を行っている可能性があります。
その必要性を知り適切に行っていただきたいと思います。
☑この記事でわかることは
ウィルス感染しやすい状況
加湿器を使う場合の注意点
正しい換気方法
換気の影響
となります。
以上を是非参考にされて生活習慣に取り入れてください!
換気はなぜ必要か?
新型コロナウィルスはエアロゾル感染するか?
エアロゾルとは「気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子」のことでその大きさについて明確な定義はないようです。
せきやくしゃみで出る飛沫の目に見えるものの他に霧状の状態で体外に排出されたものです。
その霧状のエアロゾルにウィルスが含まれている状態で体に入り感染を起こすことを
「エアロゾル感染」といいます。
新型コロナウィルスがエアロゾル感染するかについてはまだ明確ではありません。
米国の研究グループは「エアロゾル感染」の可能性を指摘しています。
日本の厚生労働省は否定しています。
ですが、
新型コロナウィルスに対して密閉された状態が感染リスクを高くすることは周知されていますので、
この記事ではインフルエンザウィルスなどを想定した効果的な換気も有効ではないか
との立場で感染対策を述べていきます。
冬はウイルスが増えやすく感染しやすい
冬は外でも湿度が低いですが、部屋の中でも湿度が20%程度で
暖房を使用するためもっと空気が乾燥します。
乾燥するとウイルスに付着した水分が蒸発し、より身軽になったウイルスが空気中に漂いやすく なります。
そして鼻や喉などの体の粘膜が渇き、
体に入った異物を体外や胃に運ぶ繊毛運動の働きが悪くなります。
そうなればウィルスが定着しやすく、のどや気管支、肺の細胞に入り感染しやすくなります。
また冬の寒さで体温が下がり体の抵抗力が下がるので、
さらに感染が起こりやすいです。
なので換気をして空気中のウィルスを減らし、加湿するなどで湿度を調節し
生活環境を整える必要があります。
加湿器を使う場合の注意点
しかし加湿器を使った場合、空中の水分が増えるのでウィルスを空中から地面に落とすことができますが、
室内と屋外の温度差で窓やサッシに結露が起こりやすくなります。
そうなると結露に水分を奪われ加湿の効果が下がります。
また結露を放っておけばカビが発生し、そのカビがダニの養分になり、ダニが増えることでハウスダストの原因にもなります。
そこで
窓を冷やさない(窓の断熱)も必要になりますが、
目安となる湿度は40~60%くらいを目指して調節することになります。
40%以下でウイルスが浮遊しやすく
70%以上でカビが発生しやすいです。
他にカビが発生しやすい条件として
温度が20°~40°の間
ほこりなどがあるとカビの元になる
空気がよどんでいる場所
が挙げられます。
カビの対策としては掃除と空気を循環させることが第一です。
カビ対策の観点からも換気は大事です。
ただし超音波式加湿器については使い方に注意が必要です。
ちゃんと手入れしないと逆に菌を増やすことになるようです。
おススメの正しい換気方法
頻度・回数
6畳から8畳の広さであれば 、換気の頻度の目安は、2時間に1回ぐらいがちょうどよいといわれています。
1回の換気につき5~10分で十分でしょう。
効果を高めたい場合1回の換気時間を長くするのではなく、換気する回数を増やすほうがよいとされています。
決まった時間で行うにはやはりタイマーで管理する方法をお勧めします。
温度差時間換気
窓はなるべく部屋の対角線上の窓を開けましょう。
空気の通り道がスムーズです。
対角線上に窓がない場合は、
上下の位置にある窓を開けることで、下→上の空気の流れができます。
温かい空気が上の窓から逃げ下の窓から冷たい空気が入ってきます。
これを温度差換気といいます。
空気は温度が高いと上に溜まり温度が低いと下に行くからです。
ワンルームなど窓が一つの部屋はキッチンスペースの換気扇を風上としてみてはどうでしょうか?
空気の性質を利用した換気法
換気の際、空気が入る方の窓は5 CM から15 CM開ければ 十分です。
全開にする必要はありません。
全開にしても流れはあまり変わらないとされています。
空気が出る方は全開にしてください。
これは入り口は小さいほうが勢いよく入り、
出口が大きいと出やすいという空気の性質を利用した方法です。
息を吐く時に口をすぼめていたら吐きにくいですよね?
適当に開けていたほうが息を吐きやすいです。
息を吸うときは口をすぼめた方が勢いよく吸いやすいですよね?
原理はこれと一緒です。
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雨の日・風の日
当然風が強い日ならば換気する時間は短く済みます。
根拠となるデータが見つかりませんでしたが、
風がある日(風速が5m/hくらい)なら2分間くらいでよさそうです。
まったく無風で早く換気を行いたい場合は
やはりサーキュレータを風下側から風上側へまわすのもいいでしょう。
また雨の日でもやはり換気はした方がいいです。
風雨の日は雨が収まってから、または雨が入り込まない程度に開けるしかないかと思います。
換気中の過ごし方
冬場は、換気のため窓を開けると寒くなるのは仕方ないです(;^_^A
ですので暖房代の節約のためにも換気の前に暖房を切るか「弱」にしましょう。
10分の窓を開けている間は
別のところでストレッチしたり壁腕立てやかるく運動したりするのがおススメです。
以前の運動の記事も参考にしてください。
寒いのイヤ!と言う方は
休憩時間と割り切って布団にもぐってもいいです(笑)
頭もリフレッシュします。
どちらにせよ体を冷やさないように注意してくださいね。
ですが部屋にこもりがちな生活にならざるを得ない状況ですから、できれば体を動かしましょう!
抵抗力もつきますよ。
まとめ~換気は作業効率もアップする!
今回は換気についてまとめました。まとめると
・換気の頻度の目安は、2時間に1回10分を目安に
・窓の開け方は空気の流れを意識して行う
・換気中はリフレッシュする時間にあてる
となります。
人が部屋に居ることで二酸化炭素や汗や匂いは部屋にたまりまり、
脳の疲労もたまりやすくなります。
換気をして新鮮な空気を吸うことで作業効率も アップしますよ。
この記事によれば1時間に1~2回の換気をすすめていますが、作業効率を優先できるならそうしたほうがいいでしょう。
換気をすることはウイルスの心配がなくなった後でもした方がいいです。
これから温かくなりますが、まだ寒い日も続きそうです。
是非換気を行ってくださいね。
ではまた!
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