映画空母いぶきはつまらない・面白いと評価されるレビューまとめと感想!

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この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

どうもこんにちは!

ご紹介する

映画「空母いぶき」

日本の領土が侵略された場合自衛隊はどうやって戦うのか?

がテーマになっている作品だと感じました。

この記事では映画「空母いぶき」を鑑賞された方の

つまらない・面白い

といったレビューをまとめてみたいと思います。

私の感想もどちらかといえば肯定的です(笑)!

双方の意見をみることで

 これから見られるの参考になれば幸いです。

ではどうぞ!

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映画「空母いぶき」とは?

 

原作はかわぐちかいじさんのコミック「空母いぶき」です。

映画は2019年製作。

監督は若松節朗さん、、代表作はホワイトアウト(2000年)沈まぬ太陽(2009年)など

主演は西島秀俊さんと佐々木蔵之介さんです。

 

あらすじ~

 

20XX年架空の国家共同体「東亜連邦」によって

日本の最南端 波留間群島に属する「初島」(架空の島)が侵略を受け

海上保安庁の隊員が拘束される事態が発生。

政府は護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を「初島」に向け派遣する。

 

東亜連邦の武力行使に対し

「専守防衛」を掲げる日本の自衛隊はどう行動するのか?

自衛隊初の実戦シュミュレーション映画が今はじまる!!

 

原作と映画版との違い!

 

原作での侵略国は中国(人民解放軍海軍北海艦隊)

原作で侵攻されたのは先島諸島・尖閣諸島

原作ではいぶきにニュース記者(本田翼)と新聞記者(小倉久寛)は乗ってない

護衛艦と戦闘機の名称が架空のものに変更されている

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映画「空母いぶき」はつまらないと評価するレビュー

以下、レビューサイトより

みなさん結構細かいところを指摘なさってますね💦

個人的には「まあ映画だから」と思いますが

「細部が大事」と言う意見ももちろんわかります。

出典:eiga.comより

 

新内眞衣さん 

戦闘が始まってるのに、のらりくらりしてる自衛官。

上官の指示が一回で通らない下士官。

戦闘の最中、近くに敵機が周回してる状況で敵パイロットの人命を案じ救難ヘリを派遣する副長。

迎撃目標の入力完了!っておい手動なの?空母に向けて敵ミサイル接近、しかし何もしない周りの護衛艦。

 

イージス艦は主砲を撃たず頼みの綱はCIWS(ミサイルや航空機を至近距離で迎撃する艦載兵器)だけ。

偵察機は単独行動。数々の戦争を経験したかのように冷静すぎる艦長。

海の上から衛星電話かける←分かる。

オフィスの人も衛生電話持ってる←は?

敵のミサイル・魚雷攻撃の艦隊内共有が無線通話でされる。←は?

敵潜水艦に対し神風体当たりを行う意味不潜水艦艦長。

 

確かに突っ込みどころ満載ですね!

私もいぶきの艦長 西島さんがほとんど感情なく冷徹に戦闘を指揮する姿に

違和感を覚えました。

「空母をおもちゃ」に扱うその人間性・過去?にもっと言及していれば納得できたかもしれません。

感情的な蔵之介さんとの対比かもしれませんが、不自然で”浮いて”いました。

 

アリさん 

日本らしい感じでした。

原作と違い存在しない敵国。

日本の国力を考えた上で攻めてくる国がこんな短調で一戦闘に数発のミサイルを撃つだけなんて現実味が無さすぎて..

仲間が捕虜に撃たれたシーンも2人がキレるだけで、他は棒立ち。

CGは違和感はありますが、日本作品としては良かったかも知れません。

言いたいことはたくさんありますが、長くなって面倒なので、まとめると、残念な映画でした。

 

・CGのシーンは使いまわし(反転しただけ?)も感じられ

とても日本の2020年の作品に思えませんでした。

日本の技術力って大したことないのでしょうか?

俳優に使いすぎてお金がなくなった?(笑)

 

切磋琢磨。さん

日本領を占拠した敵軍隊に対し「打たれるまで打つな」の9条の教えに従い攻撃態勢をとる目前の戦闘機に攻撃することなく爆撃され死んでいく自衛隊員。

空母を攻撃しまくってくる敵艦隊に対しても「敵を殺すな」の精神で攻撃せず被弾する戦艦。

被弾して自衛官に死傷者が出てもなお迎撃に専念し敵艦隊に致命傷を負わせる攻撃はしない戦艦。

 

たまたま助かったものの、一歩間違えれば自衛菅数百人が海の藻屑になっていたはず。

攻撃せず防衛しかしないのでは自衛官が死んでいくのを待つだけでしょう。

しかし劇中では攻撃しない判断で(味方が死んでいるのに)敵に死者が出なくてよかったと喜んでいる。

 

自衛官が攻撃されて死んでも相手を攻撃してはいけないのは自衛隊の現実なんでしょう。

しかしこれで平和が守られると説くのは無理があります。

連合軍が日本を守ってくれるなんてあり得ないでしょう。

自国を守るためには相応の軍事力が必要であることは歴史が証明している。

現実に中国が日本征服を狙っている今、何をされても反撃しない姿勢ではいづれ中国に日本を乗っ取られると思います。

 

この映画を見た人が9条について考える機会になることを期待して★2とします。

 

・私も9条についてもっと多くの国民の議論がすべきと考えます。

そういう意味でこの映画は反9条的と言えるかも?

 

映画「空母いぶき」は面白いと評価するレビュー

Twitterでは肯定的な意見が多かったです。

良かった点は俳優・迫力ある映像・考えさせられるところなど。

以下、レビューサイトより

批判的な意見と比べると分量が少ない気がしますが

トータルで見てよかったという感想が多いためでしょうか?

出典:eiga.comより

 

JINGUさん

展開も面白いし、CGもかなり良いと思う。戦闘シーンには迫力も緊張感もあります。

色々な意見を対立させているのも、考えさせられるし、なかなか良い映画だと思います。

 

・確かに派手な戦闘シーンではないですが最新の兵器での戦闘シーンという意味では、最近の日本には全くないので資料的な意味でも貴重な映画だと思います。

 

高森 郁哉さん 

中国が敵でなくなったのは、多様な出資者から製作費を集めなければいけない点からも、マーケティングの観点からも致し方ない。むしろ憲法9条と自衛隊の存在や、専守防衛のあり方など、娯楽映画が避けがちな難しい題材を正面から扱った点には敬意を表する。

 

海上、海中、空中での戦闘の描写も、邦画では健闘した方だ。CG制作のコストダウンも一因だろう。ハリウッド製の戦争大作には見劣りするが、製作費も市場規模も桁が違うのだから。

 

・ 確かにハリウッドに比べれば予算が少なくて当たり前ですね。

夜の戦闘シーンが割と多かったのも安い CG をごまかすためには有効だったかもしれません(笑)

中国系企業からもお金を集めなければならなくて敵を中国にすることはできなかったとして、 それで制作費が少なくなったとして、映画としてどちらを見たいかですね。

原作通りで安い作品にするか、原作を改変してお金をかけた作品にするか、

私はどちらかというと原作通り希望です。

多少チープでも大事なのは何を表現するかだと思いますので!!

 

哲也さん

自衛官は戦闘に際しここまで神経を使わなくてはいけないのか…でもやはり文民統制は大事なことだし。
中国の海警法が成立した今、すごく身近になってしまった話だと思った。私達はもっと真剣に、自分の国とか、世界の中の日本とか、平和だとかを考えなくてはいけないと思う。
良い映画でした。自衛隊の皆様には本当に頭が下がります。私達はもっと敬意を持って接するべきだと感じる。
ひとつ付け加えるとしたら、政治の世界、国連ではなく交戦国(地域?)との直接交渉の手段はなかったのかな、と思った。文民の奮闘はなんとなく伝わってはいるけど。

 

・自衛隊の活躍はyoutubeでも見れますが、常に実践を意識して訓練されていますよね。

日本には徴兵制はないけど義務教育で自衛隊の体験学習があってもいいと思います。

平和ボケがどんなにおそろしいか、ちゃんと学校で教えて欲しいです!!

 

映画「空母いぶき」私の感想 

映画として点数は5点です。

それなりに面白かったです。

決して傑作ではないですが

現在の日本が抱える問題を

娯楽作品として世の中に提示できたと思います。

 

まずこの映画が作られた時の宣伝では、

日本を侵略してきた中国と自衛隊が戦う話

というのを聞いていたのですが、 それは漫画版だけだったようです。

 

映画では影響力が大きいからなのか?

架空の国家「東亜連邦」が日本を侵略します。

中国という実在の国を物語に登場させることで

その脅威を毎日のように感じている日本人にとって

かなりリアリティのある仮想敵国に感じます。

 

しかし架空の国家にすることで

その脅威が完全にファンタジーになってしまいました。

東亜連邦の国旗も非常に安っぽく感じました。

娯楽映画なんだから気にせず中国のままにしてほしかったですね!! 

(アメリカドラマの24なんかさんざんロシアの陰謀で死人が出てますよ(笑))

 

物語の大半は東亜連邦と自衛隊の戦闘です。

 自衛隊は「撃たれるまで撃つな」

という「専守防衛」という縛りがありながらも

その高い技術力と装備で味方の死傷者数を最低限にしながらも辛勝していきます。

 

敵の船を攻撃する時も、 敵の乗組員のことを考え

敵の船の武器を壊し無力化させるという方針をとります。

実際の戦場でそんなことができるのか?

多少疑問に思いましたが、

 自衛隊という特殊な軍隊の性質から考えれば

物語としては面白かったです。

 

「国民のために死ぬなら自衛官として本望」

というセリフも

この映画の中ならありなセリフでした。

娯楽映画ですからね!

 

ただ戦闘の決着の仕方が

中国を含む常任理事国5カ国の 潜水艦が現れ

戦闘を仲裁した形となっていますが、

そんなわけないよね(笑)

という思いでいっぱいになります。

 

戦闘終了後の外務省の官僚?のセリフで

「正義を見せつけるのではなく、相手を追い込まないのも外交の姿」

というのがありましたが、

太平洋戦争を始めるに至った日本とアメリカとの関係のことを言ってるのでしょうか?

 

これは原作にもあるセリフかもしれませんが、

戦争に負けた日本人としては 

アメリカ人に聞いてほしいセリフですね!

また自衛隊についてもっと国民が関心をもって

考えるきっかけとなったのではないでしょうか?

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最後に

 

いかがだったでしょうか?

一応、戦争もの映画に分類されると思いますが、

これはある意味近未来の物語です。

この先戦争が起こらないとは誰にも言い切れません。

日本がどのようなスタンスで国際社会で振る舞うか、

自衛隊をどう扱うのか、

真の平和主義とは何か、

制作上の問題点はありながらも、

この空母「いぶき」はこれらの問題に一石を投じてくれたと思います。

単純にエンターテイメント作品としても及第点ではあると思います。

是非この作品を見て、楽しんでいただきたいと思います。

では今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた!

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