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どうも、急に寒くなり風邪を警戒して、布団をだしてきた、
たまごとじです。
増税前ということで、CMでも「今買わないと損するぞ~」
というものが目につきますね。
私も今月中にタイヤを買おうと思っています(笑)
さて今回ご紹介する映画は
「インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~」
です。
この記事では、映画の成り立ちを出演者のインタビューから紹介し、
映画の感想を交え、ストーリーをネタバレ解説していきます。
また主題歌「I’ll Stay」についても触れます。
では、どうぞ~
インスタントファミリーは実話?どんな映画か
原題は「Instant Family」
2018年に公開されたアメリカのコメディ映画です。
監督はショーン・アンダース
主演は
マーク・ウォールバーグ(Mark Wahlberg)
{2006年のThe Departed/ディパーテッドのディグナム巡査部長役など}
とローズ・バーン(Rose Byrne)
{2007年の「28 Weeks Later/28週後…」のスカーレット・ロス少佐など}
公開初週末に1450万ドルに達し、
$117,363,237≒約12億円の興行収入となりました。
インスタントファミリーは実話ではありません。しかしこの脚本を書いた監督である監督ショーン・アンダース妻との経験を元に、物語の着想を得たと特典映像で語っています。
監督自身、里親機関から3人の子供を迎えいれました。
この映画は、里親と引き取られた子供たちのお話です。全体的にコメディータッチですが、社会問題を扱っていて、見る人が見ればとてもナイーブな作品です。この作品ではお笑いという多くの人がとっつきやすい体をなしていて、そこからメインテーマに誘導されていきます。
どこかの党の政見放送のようですね。笑
予告動画
インスタントファミリーの感想は?
まず私の感想ですが、
総合して10点中8点です。
よくある感動系ホームコメディの典型ですので、面白い映画ですが、そこまで抜きんでているところはないという感想です。
良かった点は、やはり監督の体験を通してのストーリーですので、エピソードてんこ盛りですが、不自然なところはありません。実際にそんなやりとりをされて家族のきずなが深まったんだなーとシーンを思い返すと微笑ましくなります。
里親制度の映画はたぶん初めてみましたが、アメリカ映画によくある絶対的な「父と娘」の関係をある種否定しているような感じがしました。血がつながっていなくても絆を持つことはできると教えてくれたような気がします。結局は善なる意思とお互いを理解しあう姿勢が重要なのだと。
主演の二人も多少オーバーに演じていますが、ベテランなので安心して見ていられます。そしてリジー役のイザベラ・モナーも10歳の頃にミュージカル『エビータ』でブロードウェイデビューし2013年に映画にも出演されていたとのことでけっこう演技も上手でした。
感動したところは定番かもしれませんが、いろいろあった挙句、最終盤の判事が3兄弟をワーグナー家の養子として認定するシーンです。「カリフォルニア州に与えられた権限により、君たちを家族と認める」という一文でぞくっとしました。(笑)
悪かった点は、悪役?のリジーたちの母親がいまいち悪くない?ところです。密売所で子供を育てたという話ですが、それをするまでの彼女の生い立ちや、どう罪に向かい合ったのか掘り下げられていないので、考え方や感情がよくわからないと思いました。「母親もやりたくて犯罪をやったんじゃない」とかいいだすと論点がぶれるので深く掘り下げなくなかったのかもしれません。私的には二元論で展開してくれたほが映画として見やすいです。
では次にツタヤディスカスのDVDレビューを見てみましょう。
3人に振り回されてテンヤワンヤの大騒ぎを描きながら、夫妻と子どもたちのキズナを描いてゆく。 レビュアー:因果小町(期間限定) さん
笑いのオブラートに包んで、とても率直に養子縁組の甘くない現実をシビアに描いている、啓蒙的でもある映画。レビュアー:hinakksk さん
感動しました・・・(題名のダサさに騙されないでね!!)レビュアー:カマンベール さん
など肯定的な意見が多かったです。
マークウォールバーグが「熱い」イメージの人間のため、どうも彼とこの作品がマッチしているようにも思えませんでした。レビュアー:アクション大好き さん
という俳優から映画を見ている方もいらっしゃいました。
完全なコメディとしてみるとちょっとシリアスなシーンが多いと感じると思います。
感想&ネタバレ解説(一部妄想です)
では、ストーリーを登場人物の2人に解説してもらいながら、みていきましょう!
あらすじ
家を転売したり、リノベーションを職とするするピートとエリーの夫婦。
子供はいないがそれなりに充実した毎日を過ごしてきたが、ある日エリーはほんの些細な冗談から、里親になることを決意する。
左 エリー 右 ピート(夫婦で中古住宅の転売・リノベーション会社の経営をしている)
ネットで検索し親を求めている子供たちがどれほど多いか知ると二人は養子縁組の説明会に行く。子供たちがそこに預けられる原因は虐待や育児放棄などが原因で、講習を受けると、里親の資格を習得できその後、養子縁組が可能なことを教わる。つらい体験を乗り越えた元里子のブレンダが養子になり現在幸せな状態である話をきき里親になることを決意する2人。
里親機関の職員カレン(右)とシャロン(左)
養子縁組フェアでリジーと出会うピートとエリー。ティーンエイジャーは引き取りてが少ないことを聞いたピートは、無理して話をしようとしリジーにキッパリ断られる。逆にそのことが印象に残り、リジーの里親になることを決意する。
里親機関から実の母親は薬物依存で家を燃やしたこと、現在、服役中もうすぐ出てくること、今の時点では再統合を求めていないこと、実の父親は特定できないこと、他に兄弟が2人いることなどを告げられた。そして実際に3兄弟にあっても「絆を感じない」という理由から断ろうと思ったが、親族が集まる席上で、「自分の本当の子供を育てるのが一番幸せだ」「犯罪者が生んだ子供を引き取ると、(親戚である)自分の子供が危ない目に合う」など、そんな話を聞いて切れてしまうエリー。「彼らは欠陥品なんかじゃない!やっぱり里親になるわ」と本気で里親になることを決めたのだった。
リジーの兄弟 リタ(左)とホアン(右)
新しい生活が始まった5人。ドタバタな新生活が始まった。苦労しながらも子供たちを受け入れ、楽しそうなビートとエリー。次第にリタとホアンはなついてくるが、リジーはなかなか本音を見せず、反抗が目立つのだった。そんな折訪ねてきたピートの母・サンディ。
ある日事件が起こる。勝手に友達を家に入れたリジーにエリーが怒り爆発し、口論になる。それを見ていたホアンが足の甲にネイルガンを落とし大けがを負ってしまった。しかし、適切な判断力で病院に送りそこからリジーのピートとエリーへの態度が少しずつ変わっていく。
しかし、本当の母親(カルラ)が数ヶ月前に出所していた。リジーは会いたいと申し出るのでピートとエリーは子供たちをつれ母親に合わせるのだった。その後、4回母親との面会をするが、
その度に子供達は手に負えなくなり、拒絶されていると感じるエリー。
3兄弟の実母 カルラ
元里子だったブレンダに勇気をもらおうと里親を訪ねるピートエリー。しかし彼女はまた薬物をしてしまい、リハビリ施設に入ったと聞かされショックを受ける。そこでブレンダの里親から「彼女たちは、毎日失望と恐怖心と喪失感を抱いている。最初は自尊心を生み出すことが大切だった、でも、困難こそが一番大事なのよ」と言われ、自分たちが子供たちを守ろうと決意を新たにする2人。
しかし次の日リジーにちょっかいをだした男をこらしめてやろうとして人違いの少年を罵倒し、自分たちが留置所へ入ってしまう(笑)
家庭裁判所にてリジーが実母のもとにかえりたがっていること、実母も3兄弟を育てることができる意思があると確認され、決定されてしまう。
別れの朝が来た、しかし迎えにきたのは里親機関のカレンとシャロン。カルラは事務所に現れなかった。お母さんはまた薬物に手を出していると告げられ、リジーはショックで泣き出し近所の植木?に逃げ込む。
追いかけてきたピートとエリーに「親のふりはやめろ」と振り払おうとするが、2人はこの数ヶ月間過ごした中でどれだけリジーのことを愛しているかを伝える。「どんな恐ろしいことも話してほしい一緒に乗り越えるから、愛しているから」と説得される。
ここで初めてハグをする3人。感動の瞬間である。
エンディング
4か月後、リジーはエリーのことをママと呼ぶようになっていた。
本日裁判所にて正式に家族として認められたのだった。
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主題歌はイザベラ・モナー「I’ll Stay」
イザベラ・モナー 「I’ll Stay」
ちなみにアルバムもだしてるわ
Stopping Timeってタイトルよ。ポップな感じでドライブに最高よ。買ってね💛
リーダートラック「Dream About Me」を聞いてみて。
じゃあね👨❤️💋👨
Stopping Timeってタイトルよ。ポップな感じでドライブに最高よ。買ってね💛
リーダートラック「Dream About Me」を聞いてみて。
じゃあね👨❤️💋👨
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