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どうも!
あなたは人工流れ星のプロジェクトをご存知ですか?
発起人は鳥取県生まれのベンチャー企業代表:岡島 礼奈さんです。
(彼女は東京大学院理学系研究科天文学専攻にて博士号を取得されており
株式会社ALEのCEOでいらっしゃいます)
このプロジェクトの名前自体は数年前から聞いていたのですが、
未だに人工流れ星の成功のニュースを聞いていないので
今どうなっているか
いつみられるのか?気になって調べてみました。
また実際に成功した場合は
どのような大きさで見えて
願い事をする時間はちゃんとあるのか?など
気になることを調べてみました。
ではどうぞ!
人工流れ星が観れるのはいつ?
そもそも 人工流れ星の仕組みとしては
1 人工流れ星の元となる流星源を搭載した衛星をロケットで打ち上げ高度約400 kmに配置する。
2 放出装置を用いて指定の位置・角度・速度で人工衛星から放出 する。
3 流星源は地球の周りを約1/6周して高度約60 km から80 km にて大気圏に突入・発光しする。
4 その発光を地上から見ると流れ星に見えるという仕組みです。
因みに航空機が 飛行する高度は約10Kmですが、この流星源は高度約60kmから80kmで燃え尽きるとのことで、飛行機にあたることがないようで安心しました。
むしろ位置によっては特等席になりそうですね。
現在2基の人工衛星が 打ちあがって軌道上にあります。
初号機は2019年1月18日
2号機は2019年12月6日に打ち上げられました。
2つの衛星の大きな違いとして
2号機には、人工衛星初号機に搭載されていたホワイト、グリーン、ピンク、オレンジに
ブルーを加えた5色の流星源(人工流れ星の素)が400粒搭載されているとのことです。
ホワイトの代わりにレッドだったらだったら
日本の伝統芸能、戦隊ヒーローショーにも 演出できたのじゃないでしょうか?(笑)
そして 一番気になる最新情報をチェックしました。
一番最近でニュースとして報じられたのはこれでした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200218-00010000-sorae_jp-sctch
株式会社ALEのHPの情報と総合すると
ALEの人工衛星初号機は、高度約500kmの軌道にありますが、
人工流れ星の放出運用高度が約400kmで計画されているため、
現在の位置から約100kmの軌道降下を実施する必要があるそうです。
降下ミッションは、1年間程度を掛けて行い、
技術検証を行った後に人工流れ星の放出運用を開始する予定となっているそうです。
ただし太陽活動の状況によってこの期間が大きく変わる可能性があるとのこと。
当初の予定では2019年3月頃までに降下を開始する予定でしたが、
1、打上げ後の初期試験に時間を要したこと、
2、人工衛星2号機の運用制御に反映するためのデータの集積や技術検証の蓄積を優先したため、
軌道降下開始時期を延期していました。
今の情報ではいつ頃に人工流星が見られるかはっきりとはわからないようです。
ただプロジェクトは進行しており、
随時、情報がアップされているのでチェックしていきたいですね。
大きさや時間はどれくらいなのか?
それでは実際にみるとなると
どんな風に見えるのか?
わかっているだけでも知っておきたいですよね?
公式HPによると
人工流れ星の見える時間は天然の流れ星よりも
長く発行して速度もゆっくりと流れる様です。
一回のショーで流星源を5粒~20粒程度出すそうなので、
すべて綺麗に流星になれば20個連続で見えるのでしょうか?
それはすごいことになりそうです!!
その一粒一粒の 流星源は3秒~10秒程度光るということで
結構長い時間楽しめます。
もちろん流れ星にお願いする時間も十分ありそうです。
普段に流星が見えたとしても、
お願いすら思い出せない人が多いと思いますので
1分も願いができたら、もう長文でお願いできます!
また見えるエリアは、 直径200 km にもおよび
たくさんの人々が人工流れ星を楽しむことができるそうです。
地上との演出によりさらに人工流れ星が引き立つものも行われるかもしれません。
本当に楽しみになってきました!!
最後に
いかがでしたでしょうか?
人工流れ星と聞くと
流れ星は自然でなかなかみれないから
ロマンがあるという意見が聞えてきそうですが、
CEOの岡島 礼奈さんは
人々の好奇心を革新的なアイデアや技術で達成したいという思いが
あってこのプロジェクトを進めておられます。
人の進化はやはり好奇心が源になっていますので、
このようなプロジェクトもまた人の進化に寄与するものと思い応援したいと思います。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!
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