龍脊棚田は見なきゃ損!龍勝への移動手段と少数民族の暮らしを知る!

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この記事を読むのに必要な時間は約 7 分です。

ニーハオ、たまごとじです。

5月もそろそろ折り返し、日本各地で夏日が観測され始めました。

ことしの秋の旅行は何処に行かれますか?

思いっきり田舎に行ってみてはどうでしょう?

それも中国の棚田を見に行くなんてワクワクしませんか?

せっかくの旅行なら日本では味わえないスケールでの

龍脊棚田 

をオススメします。

そしてそこに住む少数民族の暮らしに触れてみてください。

素朴な人々とのふれあいでリフレッシュできますよ!

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龍脊棚田とは?

龍脊棚田がある正式な地名は

「広西省桂林市劉勝県龍脊棚田景区」といいます。(長い!)

桂林市からは約100km離れている龍勝県和平郷の龍脊村、平安村、大寨村が含まれます。

面積は約7700haです。

ちなみに中国雲南省元陽県の棚田が世界一で大きさは、約1.6万haです。

龍脊棚田は、元の時代から少数民族であるチワン族が斜面を開墾して作られました。

最大傾斜角度は50度~70度といわれており、あまりの傾斜角度から

「カエルが飛べば軽く田んぼ3枚は超える」とまで言われています。

約700年の歴史があります。

他にヤオ族・トン族・ミャオ族も暮らしており、昔ながらの生活様式を守っています。

龍脊棚田は、上から眺めた姿がそう見えたことから

[龍の背中の千枚の田んぼ]の意味で名付けられました。

また中国の清時代の政治家・李鴻章が棚田を形容して

「耕して天に至る。以て貧なるを知るべし。以て勤勉なるかな」と

語ったといわれています。

棚田の美しさ、農村の貧しい暮らしといかに農民たちが苦労をしているかを

語ったこの句は素晴らしく、農民に対する彼の精神性が伺えます。

実際に龍脊棚田へいき、ハイキングを楽しみました。

3月に行ったのですが、雪はなく歩きやすい道でした。

ただ雪があった方が景色的には素晴らしいです。

雪化粧をした棚田は棚田の白く波打った稜線が息を飲む美しさです。

現地で買った写真集に載ってました(笑)

頂上付近までいけたのですが、霧が発生していたため

せっかくの絶景が十分堪能できませんでしたが、

そのどこまでも続く棚田の大きさに感動しながら歩いたのを覚えています。

転げ落ちたら下までノンストップだなーとかも思ってました(笑)

桂林から龍勝への移動手段は?

桂林への行き方については

過去の記事を参照してください。

中国・桂林への行き方を地図で解説!水墨画の世界の感想も紹介!
どうもこんにちは!!中国大好き人間、たまごとじです。 あなたは中国の人気の旅行先として何が思い浮かびますか? 万里の長城でしょうか?マカオでしょうか? いえいえもっと落ち着いた、いいところがありますよ。 私が今回ご紹介いたしますのは 桂林(...

ツアーでバスを貸し切っている方は桂林から龍勝の棚田までおまかせでいけますが、

個人で行かれる方は

桂林琴潭汽車客運站(バスターミナル)から龍勝行きのバスに乗ることになります。

終点である龍勝へ直通です。かかる時間は2時間30分で料金は40元(2019年3月現在)となっています。

バスにはノンストップの「快車」と、一箇所経由する「慢車」があります。

「慢車」では経由する「和平郷龍背梯田入口処」で、いったん降りてチケットを買い

棚田へ向かうバスに乗り換えます。

棚田をゆっくりご覧になりたい方は「慢車」がオススメですね。

桂林へ帰るの最終便は夕方6時発です。乗り遅れないようにしてください!!

ちなみにこの最終便は「和平郷龍背梯田入口処」を経由します。

龍脊棚田の主要観光地は

近年ロープウェイができた金抗大塞紅ヤオ棚田と

ホテルの評価が高い、平安チワン族棚田と

交通の便が悪い龍脊古状棚田があります。

金抗大塞紅ヤオ棚田と平安チワン族棚田の間はバスが運行されています。

少数民族チワン族とヤオ族

チワン族は少数民族と言ってもその人口は約2000万人に登るとのことで、

中国南部だけでなく北ベトナムにもまたがって定住しています。

チワン語という独自の言語も持っています。

服の色が特徴的で黒を基調としていて鮮やかな五色の糸を使った刺繍が見事です。

(黒とピンクを基調とした服を着ている紅ヤオ族もいらっしゃいます)

この村の瑶(ヤオ)族の「髪長族」の女性は18歳まで髪を切ってはならない掟があり、

さらに18歳の時に一度切ればあと生涯髪を切ってはならないそうです!!

髪型で未婚・既婚がわかるそうです。

男性は声をかけやすいですね!

1メートル40センチまで伸びた髪を持つ女性が60人以上いることでギネスに載ったそうです。

 

龍脊棚田は観光地といっても

少数民族の暮らしぶりをそのまま見学できます。

ヤオ族の「髪長族」の「髪長ショー」も有名です。

チワン族もショーがあるかはわかりません。

私も民族ショーを見ましたが、ヤオ族かチワン族か

は覚えていません。

民族衣装を着たお姉さんと記念写真を撮るには10元が必要です。

(私は恥ずかしくてやめときました。)

民芸品売り場には首飾り、衣装、乾燥しいたけ、その他小物などありますが

独特の色使いが購買意欲をそそります。

ここでの名物は「竹筒ご飯」です。

その名の通りご飯を竹筒で蒸した、炊き込みご飯です。具はしいたけ・人参などです。

中国でご飯を頼むとたいてい(日本人の感覚でいうと)パサパサしてるのですが、

さすがにここでのご飯はふっくらして美味しかったです^ー^

まとめ

龍脊棚田と少数民族チワン族・ヤオ族のご紹介でした。

個人的な一番の思い出は少数民族のショーでした。

何を言っているのかはわかりませんでしたが、

澄んだ歌声と素朴なメロディーがのどかな風景と相まって

なぜか心にぐっと来ました。

何千年もこの歌が歌い継がてきたんかなと思うと

更に感動したのを思い出します。

日本から毎年ツアーがでていると思うので、

これをごらんのあなたも是非参加してその五感で

感じていただきたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

ではまた別の機会に!!

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コメント

  1. TABIKODOMO より:

    はじめまして、ブログ拝見いたしました!
    来週龍背棚田に行こうと思っているのですが、質問させてください。
    チワン族民族舞踊ショーは場所はどこで開催されていますか?(桂林市内か、龍背棚田近辺か、、)
    ショーは1日1公演でしょうか?もし開演時間スケジュールの情報がございましたら、教えていただきたいです!

    よろしくお願いします

    • たまごとじ たまごとじ より:

      TABIKODOMOさま
      こんにちは

      記事をご覧いただきまた
      コメントありがとうございます。

      この龍背棚田の旅行は、10年ほど前に
      知人にセッティングしてもらったものです。
      その時の体験をベースにして
      記事を書いたもので
      民族ショーの詳細は覚えていません。
      またチワン族とヤオ族を一部混同していました。

      民族ショーは桂林市内ではなく山村の中で見ました。
      昼間に見たのは確かですが、
      棚田に上る前か後かははっきり覚えていません。

      瑶(ヤオ)族の「髪長族」の「長髪ショー」でしたら
      龍勝棚田で見れるようです。
      ↓こちらのツアー日程で
      はお昼前にショーがあるようです。
      https://www.pandabus.com/chn/package/tourdetail/ASC_KW3/

      また
      金抗大寨村からバスでおよそ40分の黄落紅ヤオ(瑶)寨(こうらくこうヤオさい)
      ではヤオ族の民族舞踊ショーが80元で見れます。
      普段はやってなくてお客さんが集まったときのみのようで
      時間は不明です。

      これ以上は旅行会社か現地で問い合わせるしか
      確実なことは解りません。
      お力になれず申し訳ございません。
      ご旅行楽しんで行ってきてください。

      不正確な情報であったことをお詫びします。
      記事は一部書き直しました。

  2. TABIKODOMO より:

    たまごとじさま

    大変ご丁寧にご回答くださり、ありがとうございます!
    昼間に行われているであろうとのこと、大変情報助かります。(日帰りで桂林から行こうと思っていたので、夜最終バス以降のショーだと見れない!悲しい!となっておりました、、笑)

    明後日実際に行って確かめてきます!

    何卒、ありがとうございました。

    TABIKODOMO