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暑いです。たまごとじです。
まだ5月なのに、もう蚊が飛びまくってます。
2日前のコロッケがもう腐ってました。
口の中でズヤズヤして食べれませんでした。
こんなときは中国の思い出に浸ってリフレッシュ!
というわけで、今回は張家界の武陵源ツアーの第三弾!!
「張家界国家森林公園」の実体験をご紹介します!
ガイドさんからお話もいっぱい聞けたので、その内容もお届けしますね。
ではレッツゴーチャイナ!!
張家界国家森林公園の成り立ち
ガイドさんから森林公園の成り立ちについて教えていただきました。
この張家界国家森林公園は武陵源の中でも最も人気が高いところだそうです。
中国政府も国民の健康向上のため、この張家界国家森林公園への旅行の準備をしているそうです。
張家界国家森林公園ができる前一番人気があったものは、桂林・黄山・泰山・華山でした。
地元の人でも一番大切な森林とされているそうです。
山地が多いので中国で一番長い四kmのトンネルを通っていきます
この張家界国家森林公園は1982年にできました。中国で一番早くできた森林公園です
歴史を語ればそれは1974年頃、アメリカのニクソン大統領が
北京を訪問して周恩来首相と会ったときのことです。
ニクソン大統領が「中国に森林公園はありますか?」と、周恩来首相に聞きました。
周恩来首相は「森林公園はあります。しかし今建設中なのです」と答えたそうです。
中国はその頃文化大革命中で、とても観光のことを考える余裕はありませんでした。
しかし、森林公園はほとんどの中国人にとって望んでいたものでした。
張家界国家森林公園に入ってみよう!
張家界国家森林公園の入り口です。
ここは駐車場です。少し歩きます。
もう見えてきました。やっぱりすごい迫力です。
森林公園の設立に多大な貢献をした人がいます。
それは呉冠中(ごかんちゅう)という人です。彼は画家でした。
1973年まず彼は北京の新聞で張家界を紹介しました。
そして、北京で張家界のブームが起こったのです。
1974年に公の場で張家界に関するの文章を発表しました。
当時の役人たちを招待しました。彼らはその素晴らしさに感動したそうです。
1976年、国の代表の集まる中で彼は森林公園設立を提案しましたが、
当時、中国は文化大革命の真っ最中で、公園設立をする余裕はありませんでした。
しかし諦めなかった彼は、1981年にはもう一度提案したところ、
話を聞いてもらえることになり、
1982年4月に中国で一番最初の国立森林公園ができたのです。
↓呉冠中の銅像です。
森林公園の入り口です。通過パスをチェックされます。
森林公園の門のところは石の広場になっているので夏は暑くなりますが、
50メートルも歩けばもう森林の真っ只中なのですぐ涼しくなるそうです。
私が行ったのは11月でしたが、
秋でも空気の感じ方が全然違います、心も体も新鮮になります。
設立時の政治家の碑文があります。
武俠小説でお馴染み?香港の小説家、金庸 (きんよう)先生のお言葉が!!
水の流れがキレイです。もうマイナスイオン、ガンガンでてます!
↓この岩の名前をチェックしてなくてわかりません^^;
堂々たる出で立ちですよねぇ~
人気の撮影場所でした。西洋の観光客もたくさんいらしていました。
紅葉が見事すぎる!
小川が澄み切っています。飲めそうです。天気にも恵まれ最高のコンディションでした!
この張家界国家森林公園では一立方センチメートルに12万個のマイナスイオンがあるそうです。
普通の空間では一立方センチメートルに100~200個、
滝や水しぶきのある噴水の近くでは1万個が存在します。
多いところでも一立方センチメートルの中に8万個のマイナスイオンがあるというので
この森林公園の多さは驚嘆に値するでしょう!
マイナスイオンの科学的な健康への影響は完全に証明されていないとはいえ
これほどの量のマイナスイオンを吸うことができるのは滅多にありません。
積極的に深呼吸して肺をキレイにしました。
↓昔の中国のお金のオブジェクトです。
これを踏んで歩くの?ちょっとわからない感覚です。
張家界国家森林公園の奇峰たち!
↓「お母さんと抱かれた赤ちゃん」だそうです
上の大きな岩がお母さんでその右下にあるのが赤ちゃんです
和やかな雰囲気です。
河原にやってきました。ここで見えるのは
「猪八戒と傘をさしている彼女」です。
右の大きな岩が猪八戒で左の小さい岩が傘をさしている彼女です。
このあたりは1980年台の中国版(本家)西遊記のドラマのロケ地で使われたそうです。
↓この霞んでる感じがGOODです。
↓この看板の黄色のマークにあるような様々な認定を受けているのは
中国で唯一ここだけだそうです。
ここから見えるのが「金鞭岩」です。この岩を反対側に回り込むと「酔羅漢」が見えます。
この清流は世界で一番美しい峡谷とまで褒め称えられています。
金鞭渓という名です。実際その奇峰に囲まれた幽谷の谷は仙人の住処といった感じです。
右側にあるのが「三蔵法師御一行様」です。
右から三蔵、悟空、沙悟浄、猪八戒だそうです。
日本版でいうと、夏目雅子、堺正章、岸辺シロ-、西田敏行ですね!
三蔵は馬には乗ってるイメージが強いのですが、、、
ここから復路になります。
往路では気づかなかった石碑も発見!
野生の猿がいました、観光客が餌をあげています。
とっさに身構えてしまいましたが、
終始おとなしく襲われる気配はしませんでした。
画になる風景!
川のせせらぎがまた癒やしを与えくれます。
まとめ
張家界国家森林公園は中国が国の威信をかけて整備した最高級の観光地です。
本文中でも触れたとおりマイナスイオンによって肺の中が浄化されるのが気持ちいいです。
観光客が多いのでちょっと騒がしい場面もありましたが、
素晴らしい森林浴がすぐに忘れさせてくれます。
あなたにもこの体験をたとえイメージでもしていただけたら
幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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