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どうもこんにちは!たまごとじです。
誰に見つかることなくひっそりとブログを更新しております。
早く見つけてください!見つけてくれたあなた!ありがとうございます^ー^
謝謝!!(シエシエ より シェーシェ の方がニュアンス伝わると思います)
というわけで、今回は前回の続き、中国安徽省黄山市黟県にある
宏村(こうそん)
の紹介をさせていただきます。
まず場所の確認です。
今回はわりと引きの画を使ってみました。赤のポイントのところに
宏村はあります。ほぼ上海と同じ緯度で
だいたい冬は寒くても1度、夏は暑くても28度という羨ましい気候であります。
ではその魅力に迫っていきましょう~!
牛の形に作られた村!
宏村は、1113年(北宋時代)に汪氏一族により、集落がつくられました。
明朝の第14代皇帝 万暦帝の頃に北京の役人が風水の先生を雇い、
この村を水牛の形に作りました。
そのおかげでこの村は発展し、
優れた人物を多く排出したとされています。
水牛の形とは?
村の入口にある2本の木は牛の角を表しています。
下の写真の左側の木のふもとは記念撮影スポットになっています。
道路は骨、建物は肉を表しています。こちらの村は比較的道が広く
クラクションの音がきこえませんでした(笑)
街中を走る広い水路は大腸を、
細い水路は小腸を表しています。とても水が澄んでいました。
野菜や服などなんでもこの水で洗うそうです。
牛の胃に当たるのは村内にある半月型の美しい「月沼」といいます
なぜまんまるではなく、半月状になっているかというと
満月になってしまうと次は欠けていくしかないから
半月だと満月になるために家族が頑張るため
と言われています。ストイックですね。
牛の大腸に当たるのは村の南にある大きな「南湖」といいます。
村を通ってきた水をここでためて農業用水に使っているそうです。
有力者の住居を見学!精巧な木彫り三国志
清の時代の豪宅(高級住宅)を訪れました。
ガイドさんによると敷地面積は2500㎡あるとか、、
ちょっと何言ってるかわからないんですけど(笑)
家の前に高い身分を示す、石の飾りがありました。
商人でもあり役人としても活躍した人物だったみたいです。
封建社会において身分を表すものは重要視されていました。
この家は17年かけて建てられた家だそうです。
この部屋は子供の勉強部屋だとか、、
豪華だけど、お金持ちのこどもにもそれなりの苦労があったと思います。
ここは応接間です。
なんか入り口の木の板が邪魔してるように見えませんか?
この入り口の木の板は、この家の主人より位が高い人が来れば外し
位が低い人がくれば回り込んで部屋に入っていったといいます。
身分というものが徹底して意識されていますね。
ここでの一番の見どころ梁の木彫りです。
雲南省から運ばれたクスノキが使われています。運ぶだけで3年かけたそうです。
不会吧(うっそー?!)
三国志がモチーフとなっていて、彫るのに4年かかったそうです。
現代人にはとっても気の長い話ですね-
この木彫りの中には中心となる36人がいて
琴棋書画(きんきしょが)を楽しんでいる様子が描かれています。
たしかにみんなニコニコしています。
村の道は結構複雑に入り組んでいて迷子になりそうでした。
しかし水の流れをたどると村の上流下流がわかるので
それをたどっていけば迷子にはならないようです。
またこの水路は火事に備えられ、暑いときの気温調節に使えるそうです。
その他目を引いたもの
連邦調茶局
某FBIとは一切関係ありません!!
24時間ATM
景観にマッチしたデザインが秀逸!!
まとめ
宏村は2000年に世界遺産に認定されてあと、中国国内からも高い評価を受け、
国内外からの観光客が激増しました。
いまでは失われてしまった理想的な暮らしの姿を追い求めて来られているのだと思います。
豊かな自然と調和した村作り、
歴足的にも重要なものがあり、中国の宝とよべる観光地といえるでしょう!!
一度は訪れてほしい宏村のご紹介でした。
再見!!
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