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今年もNHK紅白歌合戦の出場者が発表されました。
NHKといえば「ブッコワスおじさん」で子どもたちに認知されているN国党党首が頭に浮かびますが、一般視聴者にとってはそれはさておき、紅白はやはり年末の一大イベントであることには変わりないと思います。
令和元年である今年の出場者のうち初出場の歌手・グループに焦点をあてプロフィールやその他の情報、代表曲・今年のイチオシ曲などを調べてみましたのでよく知らないという方は予習の?つもりでご覧になってください。
2019年11月14日に紅白歌合戦の出場歌手41組が発表されました。そのうち初出場は8組です。
初出場はまず紅組は
日向坂46
Foorin
LiSA
続いて白組は
Official髭男dism
Kis-My-Ft2
King Gnu
GENERATIONS
菅田将暉
となっています。
この記事では紅組の3組についてまとめました。
では個別に詳しく見てみましょう。
「日向坂46」(ひなたざかフォーティーシックス)
プロフィール
秋元康氏プロデュースの女性グループ。
2015年11月に結成され2019年2月まで「けやき坂46」名義で活動していました。
乃木坂・欅坂・吉本坂46ときて坂道シリーズの4つ目のグループになります。
「けやき坂46」は「欅坂46」(けやきざかフォーティーシックス)のアンダーグループ(2軍のようなもの)として発足しましたが、やがて人気が高まり、単独のグループとなりました。
今年3月にシングルデビューしました。
コンセプト
漢字の「欅坂46」がシリアスで緊張感のある「笑わないアイドル」をコンセプトとしていますが、対照的にひらがなの「けやき坂46」は元来の明るく笑顔を絶やさないアイドル像を体現してく「ハッピーオーラ」をコンセプトにしています。
「ハッピーオーラ」という曲もあります。
代表曲は?
『キュン』2019.3.27発売
アイドルのPVで男子学生役がバックで踊っているのが珍しい?ですね。共学感を出したかったのでしょうか?ロケの学校は大学っぽいですが。
歌詞は「キュン」の連発以外割とオーソドックスですが、コンセプトからすると日向坂46として当然のデビューシングルでしょうか。非常に明るい曲です。
『ドレミソラシド』2019.7.17発売
現時点でyoutubeで1100万回以上視聴されています。
グループのイメージカラーの空色を全面にだしたPVで爽やかなでハッピーなイメージに仕上げられています。
なぜ「ファ」がないのか?
歌詞を調べてみました。
鍵盤のドレミを横断歩道の白黒模様に例えています。
友達の「君」に急に恋したことに気づいた主人公が
恋とは鍵盤のドレミファのように順序だてられたものをスキップする
(理屈じゃない)ものだと気づきます。
理屈を飛ばすくらい好きになった「本物の恋」そして「最初の恋」
を表現していると私は解釈しました。
おそらく紅白ではこの曲になりそうな気がします。
『こんなに好きになっちゃっていいの?』2019.10.2発売
3作目にして落ち着いた印象の曲です。歌詞はとにかく「切ないほどあなたが好きっ」という内容です。私服?でのダンスが印象的です。
どんな曲でも紅白で笑顔いっぱいのステージが見られると思います。
Foorin(フーリン)
プロフィール
2020年東京オリンピック・パラリンピックの応援ソングのため米津玄師さんプロデュースで作られた5人組ユニット(中学生の男の子2名、小学生の女の子3名)です。
名前の由来は「風鈴」から来ています。5人の踊る姿を風鈴になぞらえているようです。
2018年8月にシングル「パプリカ」を発表し一躍有名になりました。
メンバーは
メインヴォーカル ひゅうがさん13歳(左から1番目)
メインヴォーカル もえのさん11歳(右から2番目)
ダンス兼コーラス たけるさん13歳(左から2番目)
ダンス兼コーラス りりこさん?歳(真ん中)
ダンス兼コーラス ちせさん9歳(右から1番目)
となっています。
パプリカ以外の曲は?
残念ながら「パプリカ」を発売後のリリースは現在までありません。
米津玄師さんのセルフカバーやいろんなバージョンがありますが曲は「パプリカ」のみです。
英語バージョンを歌うFoorin team Eによる「Paprika」は、11月19日NHKホールにて開催されるアジア太平洋放送連合によって一年に一度開催される歌謡祭〈ABUテレビソングフェスティバル in TOKYO〉にて初披露されます。
また今年の紅白に元祖?Foorinと共に初出場することが決定しているそうです。
オリンピック・パラリンピックが終わった後は解散してしまうのでしょうか?もうひと稼ぎできると思いますが(笑)
全員が子役の経験があるとのことでこれからドラマなどで見かけることになるかもしれません。
とにかく今年はイベントで必ず?かかっていた「パプリカ」どんなステージになるか楽しみです。
なぜタイトルは「パプリカ」か? ちょっと考察
因みにパプリカの花はこんな感じです。開花時期7月から10月までとなっています。ピーマンが完熟すると「パプリカ」と呼ぶそうです。
またパプリカの花言葉は「同情、憐み、君を忘れない」です。
米津玄師ヴァージョンの MV「パプリカ」の動画投稿日の8月9日が長崎市への原子爆弾投下の日であることから「パプリカ」は原爆犠牲者にささげる歌?との解釈をされている方がいます。
たしかにMVではキノコ雲もようなでかい雲や、妖怪でもない神様でもないマントの子供(死者の無念の現れ?)が登場し、家や服装からむしろ現代でなく昭和初期のような印象を感じ、さらに夏をものすごく意識された作りになっているので納得です。
そうであるなら米津さんは「君を忘れない」という花言葉があるのでタイトルをパプリカにしたんじゃないかなと思いました。
他に「君を忘れない」の花言葉を持つのは
紫苑(しおん)、紫蘭(しらん)、ラベンダー、敦盛草(アツモリソウ)、ミヤマカタバミ
がありますが、「パプリカ」のサビのメロディにあうのはパプリカだけですね(笑)
ラベンダーでもまあいけるか(笑) んーが言いにくいですけど(笑)
でもラベンダーではもう「これがラベンダー」という世間のイメージが十分ありますし
まだイメージしにくい手付かずの?パプリカの花を歌詞に用いたとすれば納得が行きます。
花言葉から選んだかわからないですけど、、、
いずれにせよ、子供向けの曲と思わせといて実はとんでもなく思いテーマがありそうです。胸がきゅっと締め付けれらる名曲ですね。
振り付け担当は誰?
因みに振り付けを担当したのは、米津玄師さんの2016.9.28発売のシングル「LOSER / ナンバーナイン」の振り付けを担当した辻本知彦さんと友人の菅原小春さん。
辻本知彦さんは、ストリートダンスやバレエ、コンテンポラリーなど、多岐にわたる分野で世界的に活躍され、日本人として初めてシルク・ド・ソレイユのダンサーをされたそうです。
菅原小春さんは独自のダンスが世界で評価されています。米フォーブス誌2019年「30under30で」世界に影響を与えるアジアの30歳以下のタレント30人の1人としてエンタメ部門にて選出されています。
↓この動きは凄いですね。ずっと見ていたいです(笑)
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LiSA(りさ)
プロフィール
LiSAさんは岐阜県関市出身の歌手です。
生年月日は1987年6月24日で今年32歳になられました。私と同じ80年代生まれですね(笑)
血液型はB型。
本名は織部 里沙(おりべ りさ)さん
因みにTwitterアカウントの「LiSA_OLiVE」は、本名リサ_オリベとLiVE(ライブ)から来ています。
活動歴
3歳からピアノを習い、地元のミュージカル教室に通っていたそうです。小中学校時代はSPEEDに憧れ高校の時にバンド「CHUCKY」を結成、アヴリルラヴィーンなど洋楽のカバーをしていたが、高校卒業後は思うように活動できず「CHUCKY」は解散となり、単身上京されました。
その後パンク・ロックバンド「Parking Out」とロックバンド「Love is Same All」を結成しますが、2010年のアニメ『Angel Beats!』の作中バンド「Girls Dead Monster」の2代目ボーカルであるユイ役の歌唱パートを勤めることになり「LiSA」名義でメジャーデビューされ、同時にバンドは活動終了となったようです。
同アニメのライブツアーで好演され、その後からソロ活動が目覚ましく展開されていきました。
これまでに
CDシングル15枚(16th は2019年12月11日春倍予定の「 unlasting」)
配信シングル4枚
フルアルバム4枚
ミニアルバム2枚
ベストアルバム2枚
映像作品6枚が発表されてます。
2011年からシンガポール公演を成功させ、翌年からアメリカや、上海、シンガポール、ジャカルタなどアジアを中心に海外公演にも力をいれています。
代表曲は?
2019.7.3発売の人気アニメ「鬼滅の刃」のOP「紅蓮華」が30万ダウンロードを記録し、日本レコード協会より「プラチナ」を獲得しています。この曲で紅白出場は間違いないでしょう!
歌詞は作品とリンクしていると思いますが、私は「鬼滅の刃」を知りません(笑)
メロディの完成度は歴代の名曲には今一歩届きませんが、アニメのオープニングに合った展開やハードなギターが盛り上がります。
また歌詞の「強くなれる理由を知った 僕を連れて進め」のところがこれから戦場に向かう覚悟が感じられてとても背中をおされる曲になっています。
個人的にお勧めは
1000万回以上視聴されている「Catch the Moment」
(劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」主題歌)
明るく前向きな歌詞と極上のサビメロディが最高です!!
または Girls Dead Monster 時代の名曲
「Crow Song」がお勧めです。バンドスコア持ってますがまだ練習してません(;^ω^)
メロディアスなリフと大サビで昇天間違いなしです(笑)
最後に2012.8.8発売のLiSAの2ndシングル「crossing field」です。
これもまたサビが印象的で思わず体がのってきます。
最後に
いかがでしたか?
今回紅白初出場の紅組3組を紹介させていただきましたが、
一番、大抜擢だと感じたのは
Lisaさんでした。
去年はラブライブ!のAqoursが出演されていましたが
必ずアニメ枠?があるとは限らないので。
NHKはシブヤノオトでアニメ系やメタル系の音楽も
扱っているので
紅白でももっとそれらのアーティストを採用してほしいなあ
と感じています。
打首獄門同好会は無理でしょうけど(笑)
やはり事務所の力が弱いのでしょうか?
次回は男性編をお届けします。
では最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは~
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