【映画】ビリーブ 未来への大逆転の評価は?ネタバレ解説と感動の主題歌を紹介!

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この記事を読むのに必要な時間は約 16 分です。

この映画は、裁判モノです。

1970年代から性差別と戦う法律家として活躍された

ルース・ベイダー・ギンズバーグ(女性)

事実に基づくストーリーとなっています。

裁判ものですが、難しい専門用語はほとんど出てきません。

見やすくて、見た後スッキリする映画です。

この記事では、

映画公開後の評価をまとめ、

さらっと読めるネタバレ解説をしていきます。

ラストに流れる主題歌「Here Comes the Change」

についても紹介します。

ではどうぞ!!

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ビリーブ 未来への大逆転とは?

「ビリーブ 未来への大逆転」(原題:On the Basis of Sex)は2018年のアメリカの伝記映画です。

【公式】『ビリーブ 未来への大逆転』3.22(金)公開/予告

監督はミミ・レダー、

主演は「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の主人公ジン・アーソ役で知られる

フェリシティ・ジョーンズ。

1993年にアメリカ合衆国最高裁判事となった弁護士ルース・ベイダー・ギンズバーグのコロンビア

大学での教員時代に、挑んだ史上初の男女平等裁判が舞台となっています。

劇場公開日は
アメリカ 2018年12月25日
日本     2019年3月22日です。

興行収入1000万ドルのヒット作です。
ツタヤディスカスでは、
レンタル開始日2019年08月02日となっています。

ビリーブ 未来への大逆転の評価は?

まず私の感想ですが、

総合して10点中7点です。

法律論に詳しくないのであくまでヒューマンドラマとしての評価です。

よかった点は、フェリシティ・ジョーンズの演技というか雰囲気が、優しいが頭でっかちというルースベイダー・ギンズバーグにとてもマッチしていて自然にキャラクターに馴染めました。当時、当然のように女性差別がまかり通っているなかで、自分だけはおかしいことはおかしいと信念をもって立ち向かおうとする姿に感銘を受けます。特に最後の弁論では感動できました。

また夫のマーティン(アーミー・ハマー)が優しくて、妻を立てることを忘れず、論理的で勇敢で、イケメンでルースが羨ましく感じるほど好青年で見ていて安心できるところが〇です。

娘のジェーン(ケイリー・スピーニー)も重要な役どころで、ストーリーの大事な場面で母ルースを支えます。訴訟をあきらめかけて意気消沈したルースがまるで自分の若いころのようにまっすぐ意見を言うジェーンの姿をみて勇気づけられるシーンがとても印象的でした。

悪かった点?は事実に基づいているせいもあり派手な脚色がないぶんストーリーに起伏があまりなく、最後の法廷シーンは見事でしたが、そこに行くまでが長く感じられました。

女性の権利を獲得(正確には男女平等)を目指すストーリーなので序盤は、現代からみた約70年前のアメリカでどれだけ女性の社会的地位が低かったかを示していきます。

現代の感覚からすれば少し嫌な気分になりますが、具体的な法律もでてきて資料的価値も感じることができます。

最後の法廷シーンでルースの男女差別をなくそうとする名演説で見ているこっちも救われますが、体制側(政府?)の主張がそこからなかったので少しあっけなさも感じ、実際はもっと論じ合ったのでは?と思ってみ見たりもしました。

また見たいか?と言われれば、2-3回はみたいかな?という感じです(笑)

 

次に

私もよく参考にさせていただくツタヤディスカスの感想をみますと高評価が目立ちます。

良い評価は

・感動の良作でした。レビュアー:カマンベールさん

・凄い女性がいたものです。レビュアー:飛べない魔女さん

・未来を信じて次の一歩をと、励ましてくれる前向きな映画だ。レビュアー:hinakkskさん

悪い評価は

・学校で強制的に見せるような説教臭い映画だった。レビュアー:QWERTYさん

などがありました。

ツイッターからも一つ紹介します。

ビリーブ 未来への大逆転のネタバレ解説

ここでは、ネタバレ解説をします。話を分かりやすくするため

起承転結でストーリーをまとめます。

起 女性差別を実感し、社会を変えてやろうという動機が育まれる

時は1956年

主人公ルースはハーバード大学に入学し積極的に勉強・発言するが、たびたび女性蔑視の扱いをうけます。

在学中に同窓のマーティンと結婚、育児のため休学します。

その間、夫マーティンがニューヨークで職を得たため、ルースも引っ越し、ニューヨークのボストン大学へ移籍します。

(↓一応ハーバードとニューヨークの距離はこんな感じです。

212マイル=341.5Km離れています)

ルースは優秀な成績を修めるも、女性だからとどこの弁護士事務所も雇ってくれず、ラトガース大学で教授として雇われることになりました。

そして1970年

ベトナム戦争反対のムーブメントが起こっている時代、女性への差別が依然強く、女性の残業を認めないなどの法律があり、裁判の陪審員も男性のみでした。

15歳の娘ジェーンは反抗期まっさかりで活動家のもとに行くようになっていました。
ジェーンは大学で授業をしてるだけの母に「議論だけでなく行動したら?」と問いかけます。ルースは言い返せません。ルースは法律を学生達に教えていますが、本当は自分が弁護士をやりたかったのです。

(のちに長女ジェーンはコロンビア大学ロースクール教授になっています。)

マーティンの仕事仲間?との話の中で印象的なセリフがありました。
「国民への税のかけ方に、国の価値が表れる」
どこの国でも通用することです。

みなさん選挙にいきましょう!(笑)

承 弁護士として性差別の案件に関わる

ある日、国税庁がコロラド州のある男性の親の介護費用の控除を却下しました。その理由は、介護費用の控除は女性に限定されていたからというものでした。

それを知ったルースは「これはすなわち男性差別である」と判断しました。
彼女は連邦裁判所にこの法律を憲法違反と認めさせたいと思い、性差別のシステムを壊すきっかけにしたいと考えるのです。

知り合いのアメリカ自由人権協会 (ACLU)で知り合いのメルに相談しますが、「正しいだけじゃ勝てない、周りを見ろ」と諭されます。

やると決めたルースは、原告のチャールズ・モーリッツを訪ね無償で弁護を引き受けると持ち掛けます。彼女はお金のためではなく、法の下の平等に違反する法律を司法省に認めさせたいのです。

また差別問題を長年扱ってきた伝説の弁護士ドロシー・ケニオンに協力を仰ぎますが、「平等保護は黒人を対象にしたもので、男女のことではない」「(男女平等をうたう)まだその時ではない まず人の心を変えて、次に法律を変えなきゃ」と言われあきらめかけます。しかし娘のジェーンが自分の主張(女だからって差別される筋合いはない!)をしている姿を見て、勇気付けられ「人の心は変わった(もう時代はその時だ)」と確信します。

そこでまた勉強をし、裁判へ動き出します。

裁判所に提出する趣意書(判決が不当であることを細かく記載し、判決がどこがおかしいかを分析し、それを説得的に記載しているもの?)の中で本映画のタイトルが登場します。
「税法214項はこの性差別に該当する」~On the Basis of Sex

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転 勝訴の可能性はない?裁判 

勝訴の可能性はほぼないと言われている裁判ですが、ルースの作戦は前年の判例で「法律は議会の目的に沿って適用範囲を広げられる」ということを利用してあらゆる人を適用範囲にしようというのです。

一方司法省側では、この裁判が男女差別に該当するほかの法律への影響を考え、慎重な対応を協議します。そこにはかつてハーバード大学のブラウン学部長が司法庁の長官になっていました。長官は法律の性差別の考え自体を消そうという考えです。

この裁判の担当を買って出たボザースは、男女差別をしている法律がいかに多くそれが自然であり、これを変えることはナンセンスだと主張する方針です。

ルースの家で模擬裁判が開かれました。

ここで熱くなったルースは「法律を作った男性は、男性を特権だと思っている
でも、特権ではなくオリであり鉄格子なのです」と言ってしまう。

本当は控除を受けられないこの裁判の男性の権利を主張しなければならない場面で、(判事を含む)男性を攻撃するような発言をしてしまうことで、窮地に立たされてしまう。

マーティの助言もありもっと柔軟に考えようとするルース。

この裁判で司法省から1ドルでの和解をもちかけられ辞めることを悩むルース。たがジェーンに「ライフワークをあきらめるの?」と踏みとどまるよう説得されます。

(予告動画ではここでのジェーンのセリフは「未来の私のために戦って」というとてもいい訳があるのですが実際の映画では「(だれのために戦ってきたの)わたしのためでは?」に変更されています。予告バージョンのほうが好きですね。)

悩んだ末、司法省に出向き「政府がもモリッツ氏の正しさを認めること・和解金は一ドルでなく100%の賠償にすること・裁判の記録に税法214項は性を差別し憲法違反だと記載すること」などと絶対飲めない要求をしたため全面的に争うことになります。

I’ll see you in court. (法廷で会おう)で決別です。

結 裁判で時代に合わせて法も変わっていくべきだと説く

いよいよ裁判当日。裁判所の入り口に彫られている言葉の「理性こそ全ての法の魂である」がとても印象的です。

やはり裁判では、人種差別と性差別は同じかどうかを聞かれます。

そして司法省側は旧態依然とした状態が自然の法則ののっとっていて正しいアメリカの姿だと主張します。さらにルースに対しても攻撃を始めます。

「モリッツさんは税金を払いたくないのではなく、このような裁判で社会変革を起こそうとしている弁護士に利用されただけなのです」と。

しかしルースの最後の名演説が感動を呼びます。

ルースは自身の体験から女性差別が当たり前にある社会に疑問を投げかけます。また同じように女性の権利を勝ち取ろうとして敗れた裁判は100年前も前からあり、それは負の遺産である。現在男女差別の法律が178もありそれが、子供たちの夢を阻んでいる。法律が時代遅れになる前に、新しい先例をつくるべきだと投げかけます。

最後の言葉は印象的なのでそのまま載せます。

「国を変えろとは言いません、勝手に変わるからです。
国が変わる権利を守ってほしいのです。
私達の子供達は法律に縛られています。性差別で機会が失われてしまう。
税法214項のような法律が差別を認めているからです。
そのような法律は一つ一つ変えなければなりません。手始めとなる先例を作ってください。あなた方には誤りを正せるのです。」

控訴裁判所は全員一で前判決を破棄し
チャールズ・モーリッツに介護費用の控除を認めました。
その裁判が性差別が初めて違憲とされたものでした。

この裁判後、ルースは自由人権協会で法廷闘争を数多く手がけ勝訴し、性差別と戦う法律家として全国的に有名になります。1993年には連邦最高裁判事に就任するのでした。女性の権利を訴えてきた女性が司法のトップになるという最高のエンディングでジーンとくるものがありました。

映画はここまでですが、現在でも最高齢86歳の連邦最高裁判事として活躍されています。

本当にしびれる人です。ぜひ映画で見ていただきたいです。(*’▽’)

ビリーブ 未来への大逆転の感動の主題歌!

エンディングで流れるKeshaの「Here Comes the Change」

映画の世界観と完全にマッチしていて最高のエンディングテーマとなっています。

和訳

いつか私が死んでも、世界は回り続けるだろう

私がここを去る時には、よりよいところになるように

闇の中で光であるのはとても難しいけど

絶対に大丈夫 その時は来るのだから

さあ変わる時が来る 私たちの時代が来る

表面だけじゃない 本当に変わる時が来る

(1番だけ紹介します)

Kesha – Here Comes The Change (From the Motion Picture 'On The Basis of Sex')(Lyric Video)

ケシャはインタビューで
「映画を観てインスピレーションを得て、誰でも一つの小さい行動を起こすことによって、長く続く変化をもたらすことができるっていう私自身の信念を思い起こした。だから、生涯をかけてたゆむことなく、また速度を緩めることもなく平等のために闘ってきたギンズバーグ判事に敬意を表するために私ができることをやりたいと思ったし、私も声を上げたいと思ったの」と語った。

曲作りには、ボブ・ディランを参考にしたという。「私もディランのように、人が私の歌を聞いたら刺激を受けて、憎しみや対立に対して立ち上がって抗議するような曲を書きたいと思ったの」と語った。

「私の曲とビデオで思い出して欲しい。自分の信念を声に出すだけでいいの。そうすることで、私たち共通の将来に良い影響を与えることができるのよ」
彼女のメッセージは誰にも届くであろう強いパッションを放っている。

素敵じゃないかケシャ!私も今日からファンになります(笑)

最後に

なかなか映画を一回見ただけではストーリーの流れが分かりにくかったのでネットで調べて捕捉しました(;^_^A。

それでも掘り下げて調べるに値する映画だったので楽しかったです。

また面白い映画があればご紹介いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた~。

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