映画 デスティニーインザウォー(主演リウ・イーフェイ)の感想・評価&ストーリー解説!

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この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

この映画はさまざまなreviewで反日映画と評されている映画です。

ただの反日映画なら見る気はないのですが、

大好きな女優さん「リウ・イーフェイ」が出演しているので

リウ・イーフェイだけを目当てに鑑賞しました(笑)

結果、「32歳だけどまだまだいけるなリウ・イーフェイ!」

と思いました!ストーリーを紹介するに当たって映画の背景となったことを調べてみたのですが

その後の、アメリカと日本の戦争に大きく関係する出来事に関連していたので

思わぬ勉強ができてよかったです。

そのリウ・イーフェイはディズニー映画「ムーラン」で主役のムーランを務めています。

全米公開予定は2020年3月27日です。

中国ドラマ版もディズニーアニメ版の鑑賞もしましたが

こちらも楽しみですね!(DVDで見れるまで見ないけど(笑))

最近のリウ・イーフェイを予習?するならという観点からでもこの映画は一見の価値ありです。

では本題に移りましょう!

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デスティニーインザウォーとは?

製作年は2017年 中国の映画です。2017年11月10日中国で初上映されました。
原題は「烽火芳菲」で

烽火(とぶひ)の意味はのろしをあげて外敵の侵入を急報する設備のこと
芳菲(ほうひ)の意味は草花が美しく咲きにおっていることです。
のろしの匂い(戦争)と草花のにおい(平和な暮らし)が混じっているさまを表現しているのでしょうか?

英語タイトルはTHE CHINESE WIDOW (中国人の未亡人)

リウ・イーフェイが未亡人を演じているのでそのまんまです(笑)

大雑把なあらすじは

日本への空襲作戦に参加したアメリカ軍パイロット・ジャックが中国の山間部の農村に墜落し、娘と暮らす現地女性に助けられ日本軍から逃げ回るお話です。

監督はデンマークの映画監督 ビレ・アウグスト
主なキャストは

エミール・ハーシュ (爆撃機のパイロット・ジャック・ターナー役)
リウ・イーフェイ 劉亦菲(戦争で寡婦になった女性インズ役)
イェン・イークァン 嚴屹寬(村長役)
ユィ・シャオチュン 余少群(学校の先生役)
リー・ファンコン 李芳淙(インズの娘ニュウニュウ役)

塚越博隆{新潟出身で中国で活動する日本人俳優} (日本軍の島本少佐役)

デスティニーインザウォーの感想・評価

まず私の感想ですが、10点中6点です。

ストーリーが史実に基づいて作られているので興味をそそりますが、派手なシーンがなく(東京空襲のCGはチャイナクオリティーだし)悪者の日本軍も中途半端な悪で盛り上がりにかけ、中国人の義勇兵?相手にに1部隊が全滅したりして弱いし(笑)。爆撃機のパイロットのジャックも日本兵に探されているのに昼間から家の周りに出歩いたり、緊張感が足らない!

またインズとジャックの関係が深まるシーンがなんか薄い!たいしたエピソードもないのにいきなりキスするな!とちょっとイライラ要素が募ったところで、最後のテロップ「日本人は米兵をかくまったことに怒り中国人を25万人殺した」ってそのエピソードはいつどこの話ですか?って思いました。南京事件なら少なくても1937年の話だし、1942年以降でそんな話あったかなーっときっちり反日映画でオチるのでせいぜい1点ですが、、、

リウ・イーフェイが相変わらず美人なのとリー・ファンコンちゃんが最高にかわいかったのでプラス5点しました(笑)

まあ近代劇のリウ・イーフェイを見れると思えばありですね。

他の方の感想を拾ってみましょう

ツタヤディスカスでは

レビュアー:M.A さん
ストーリーはまずまずしかし反日感情むき出しですな~

レビュアー:takiさん
日本に対して敵意むき出しですね、この映画も

と反日映画の要素に敏感なreviewもあれば

Yahoo!映画では

ycw***** さん
悲しくも切ない、エッと驚く中国映画

amu***** さん
日本人として、複雑な心境でした。戦争は100害あって1利なしです。

など映画としてはなかなかの評価もあるようです。

デスティニーインザウォーのストーリー解説

では画像を交えストーリーを解説していきます。

物語は東京への空襲のためBー25の爆撃機に乗っていたジャック・ターナーが中国に着陸した時のことを上官に話すところから始まる。

東京で次々と工場や街を攻撃していくbー25。三菱の飛行機工場も破壊される。
攻撃後、中国で中国軍が出迎えるはずだったが、連絡ミスか、日本軍と勘違いされ、滑走路の明かりを消してしまい着陸できなくなる。
苦肉の策でジャックたちはパラシュートで降下する。

一方、中国の山奥で
娘、ニュウニュウ(妞妞)と共に、養蚕業で暮らすインズ(英)。


夫は戦死し、ニュウニュウは学校で父親がいないことでいじめられていた。インズはお金を貯め町へ出て新しくやり直そうと心に決めていた。


そんな時、ジャックたちが乗っていたBー25は彼女の家の近くに落ちたのだった

翌日、ニュウニュウによってジャックは発見され、村長の青年と共に様子を見に行く。
アメリカ人だとわかると、敵は同じ日本人ということで助け洞窟でかくまうのだった。


墜落した爆撃機が日本軍に見つかり、アメリカ人をかくまっている村人を探し始める。

誰も言わないのであっさり村長を射殺する日本兵。
日本兵が迫ってきたのでジャックを家の地下室にかくまうインズ。

だがパラシュートの近くにあった洞窟内に落としてきたインズの手提げ鞄から村人が怪しまれ学校にも捜索が入る。
ニュウニュウは手提げ鞄を知らないと首を振ったが、日本軍の島本少佐に怪しまれてしまう。

ジャックは自分の他の4人の仲間が捕まったと聞く。
勝手に家の外にでて屋根の修理をするジャックに怒るインズ。「地下室にいると息が詰まりそう」だと主張するが「あたなが見つかれば私たちも殺されるのよ」っと言われ納得するジャック。

ニュウニュウに「アルプス一万尺」の口笛や、英語で数の数え方を教えてやるジャック。
そして足を負傷したジャックに松葉杖を作ってやるインズ。
ちょっといい雰囲気になる2人だった。

次の日、島本少佐がやってきた。彼の狙いはインズだった。
「脱げ」と暴力を振るう島本少佐。


インズを床に押し倒したところで床下から見ていたジャックが発砲し、島本少佐を殺すのだった。

学校ではニュウニュウが「アルプス一万尺」の口笛を吹いているのを教師が見て、インズがアメリカ兵をかくまっていることに確信を持ち、インズの家に乗り込んできた。しかし彼はジャックの味方だという「君を仲間のいる重慶まで運んでやる」と。

このまま村にはいられない。3人は旅立つことを決意するのだった。

日本兵が島本少佐の死体を発見し執拗に追ってきた。
逃げる3人と中国人の遊撃団が合流し、追ってきた日本軍の戦闘機をマシンガンで撃ち落とす。
しかし、日本兵に見つかり、撃ち合いになり双方ともほぼ全滅するのだった。

逃げるインズだが、日本兵に射殺されてしまう。
ジャックに別れの言葉も言えず息を引き取るインズ。泣き出すニュウニュウ。


ニュウニュウはジャックと共に、重慶へいくのだった。

ジャックはニュウニュウを養子にと思っていたが、次の任務があるのでできないと上官に断られニュウニュウはアメリカ人の養子になることに。そして別れる2人。

最後のモノローグは50年後、ジャックからニュウニュウに宛てた手紙で「君の母の死は無駄ではなかった。中国人にとっての英雄だった」と綴るのだった。

「現地に不時着した64人のアメリカ兵の中、56人が村人によって匿われていた、その報復として日本軍は約25万人の中国人を殺した」
この一文で幕を閉じるのだった。

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デスティニーインザウォー 実際の出来事とその後の展開

ドーリットル空襲

作中にでてくる(名前だけでてくる)ジミー・ドーリットル中佐は実際の人物です。

第二次世界大戦中のアメリカの爆撃機隊の指揮官であったジミー・ドーリットル中佐らが1942年(昭和17年)4月18日に行った、
日本本土に対する初めての空襲として「ドーリットル空襲」は知られています。
空襲を受けたのは日本ですが、その操縦士たちを処刑するなどして日本のイメージはどんどん悪くなっていきました。

アメリカで日本憎しの意識の高揚につながったのは間違いないでしょう。
まさに憎悪が憎悪を生む構図ですね。

この映画にでてくるジャック・ターナー少佐のエピソードは
B-25の1番機(ドーリットル隊長機)~3番機をもとにしているようです。

劇中では

B-25の中国での着陸は浙江省衢州(くしゅう)市の空港に降りる予定が、中国軍の勘違いで誘導灯を消してしまうミスでしたが、

実際の話では
誘導電波装置が設置されておらず夜間着陸は不可能となり、ドーリットルは落下傘脱出を命じたそうです。

捕虜となった8名の処遇

爆撃機隊のうち、捕虜となった兵士が8名います。(後日3名処刑、1名病死。)

その8人は、都市の無差別爆撃や民間人を殺害したとし、捕虜ではなく戦争犯罪人として扱われました。

アメリカは爆撃機搭乗員が捕虜になったことを知ると、「彼らは軍事目標のみを攻撃した」と主張。
実際は照準ミスや進路変更などにより軍事目標以外の場所を爆撃した機も少なく民間人の被害も多かったようです。

その後、軍事裁判の結果、8名全員に対して「人道に反する行為を犯した罪」により死刑が言い渡されました。

アメリカ陸軍参謀総長が死刑執行を3名(操縦士2名、銃手1名)のみ、残りの5名は無期監禁とするよう希望し

結局、死刑は3名のみ行われ、残り5人の死刑執行は猶予されました。

しかしアメリカはドーリットル隊員が処刑されたことを報道し、日本側の行為を『野蛮人の蛮行』として非難し、大々的にプロパガンダに利用しました。

1944年(昭和19年)にこれら捕虜を描いた映画『パープル・ハート』が製作されしだいに、連合国の間では日本人絶滅政策を検討するようになり、
その年のアメリカ国民の13%が日本人の全員殺害を希望する世論調査まででています。

そのような感情があってか原爆で戦争を終わらせたことについて「むしろ誇らしい」というような意見がアメリカの人々からでてくるのかなと思いました。

リウ・イーフェイのお勧め作品

唐突ですが(笑)

ここでお勧めリウ・イーフェイのミニお勧め紹介コーナーです!

ドラマでは
2005年金庸原作の武侠ドラマ『神鵰侠侶』で主演の小龍女 役が最強です。
その立ち回りの美しさで仙女の名を欲しいままにしていました。

気の強そうな感じが役にぴったりでまさに適役でした。

彼女が泣くシーンはすごく引き込まれます。
2015年版の『神鵰侠侶』で同じ役のミシェル・チェン
が過小評価されるのもしかたがないです。

現代劇は少ないですが
映画では「五月の恋」がお勧めです。
地方の劇団員の役です。終始やさしい雰囲気の映画でした。

日本語でCDも出しています。
日本デビューが2006年です。
アルバムは今は高値がついてますが
シングル以外はそんなにピンとこなかったので(笑)
シングル曲だけでも聞いていただきたいですね。

nicozon player

 

 

最後に

ちなみに「アルプス一万尺」の原曲は

ヤンキードゥードゥル(Yankee Doodle)で、アメリカ合衆国の民謡で、独立戦争時の愛国歌であります。

諸説ありますが、もとはイギリス人がアメリカ人を侮蔑する意味合いの歌詞がつけられていたが、替え歌が多くつくられアメリカ人が自分たちの愛唱歌にしてしまったようです。

アルプスっていってるけどアメリカの歌だったんですね~

今回の映画レビューはなかなか勉強になりました。

今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ではまた~

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